3中核機関(産総研、NIMS、筑波大)が、KEKの参画(2012.4.1)で4中核機関となりました。
2012.4.1 KEKが新たに参画!





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TIA-nano成果による社会的価値の創造に向けて

  茨城県つくばにおいて2009年6月から事業展開をしている世界的なナノテクノロジー研究拠点(つくばイノベーションアリーナ:以下「TIA-nano」と記す)も4年度目を迎え、初期計画予算の約60%が投入されました。これからはTIA-nanoで創成された成果を世の中に向けて、発信・展開し社会的価値に結びつけていく時期に入ってきたと考えています。

 昨年度は3月11日の東北地方太平洋沖地震によってTIA-nanoの拠点を形成している産総研、NIMS及び筑波大学の研究施設も被害を受けましたが、3機関の関係者による懸命な努力により、夏期までに順次復旧し地震発生前の状態を取り戻しました。復旧以降、春先の研究の遅れを取り戻し夏場の厳しい電力状況にも十分配慮しつつ、研究活動を加速して参りました。これも関係者の努力と皆様の支援の賜物と深く感謝している次第です。
 本年度の成果を取りまとめますと多くの新規事業の開始(株式会社EUVL基盤開発センターの発足やNMEMSなどの新研究組合の設立など)や施策(NMEMSに関するMNOICの立ち上げ、カーボンナノチューブのサンプル提供、つくば国際戦略総合特区の採択)を実施しました。この4月からは民活型オープンイノベーション研究体(TPEC)と会員制で法人の参加によるコア運営(ナノグリーンコア)をスタートいたします。人材育成では、寄付講座や連携大学院などTIAにとっての新しい方策を準備しています。
 これ等の活動は日本の従来の拠点の問題点を解決し、日本の産業界にナノテクノロジーのイノベーションがもたらす高い国際競争力を確保し、新たな産業を創出することを目指しているもので、並行して日本の将来の発展を確実にする人材の育成にもつながっていくと考えています。平成23年8月に閣議決定された第4次科学技術基本計画においても「科学技術イノベーション」とは、「科学的な発見や発明等による新たな知識を基にした知的・文化的価値の創造と、それらの知識を発展させて経済的、社会的・公共的価値の創造に結びつける革新」と定義されています。つくばでの研究活動は文字通り「科学技術イノベーション」であると確信しており、本年度は前述の新しい施策を更に実施・加速させることで、TIA-nano成果の社会への還元を進めていけるものと考えています。

2012年1月1日
つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点運営最高会議議長 岸 輝雄



2010年度 2011年度
2012.04.02
【H24年度の活動概要】NIMSナノグリーン新棟竣工(4月中)、INC8(5/8-11)、NIMS Forum(10/25)、
産総研オープンラボ(10/25,26)、nano tech 2013(1/30-2/1)
その他、シンポジウムも予定しています。是非、本サイトにお越し下さい。